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【 V 904SH Review & Samples. 】

*「V904SH」又は「Vodafone 904SH」のあれこれ。*
≪最新のボーダフォンの3G機種です。≫
前機種の「Vodafone 903SH」に引き続き、いわば3度目の正直端末である「Vodafone 904SH」に多大なる期待を寄せて発売日である2006年4月15日にGETして来ました。
(メーカーサイト)、(ケータイdaSH・904SH)、(キャリア・製品サイト)、(カスタモ)

★今回はケータイ初のVGA液晶などの久々の初物づくしの端末なので売り切れ必至と考えて、今まではしなかったいつもの予約無しで買えるボーダショップ以外にもネット予約なんぞで押さえたりしました。
しかし、直前のソフトバンクによるボーダフォン買収の影響もあったのか、思ったよりも余裕を持って入手出来る状態だった様です。
いつもの様に3Gの機種変はUSIMカードを差し替えるだけですので非常に簡単です。
(060502)

★携帯初のVGAに相応しく、動画もVGA対応になりました。 「AACステレオ音声付きVGA/30fps動画」 でDVDも字幕が潰れずにはっきりと鑑賞出来ます。 (毎度おなじみの「2ch_racing」置きました。QVGAとVGAの30fps版。)
さらに、「iTALK Apple CellPhone」のVGA版を追加。

★メインカメラは903SHと同等の 「320万画素・光学2倍ズーム」 です。 現在の普通の形をした携帯ではもはや究極のスペックで、あとはいかに画質と速度と使い勝手を上げるかにかかっていると思われます。


液晶
「VGA」です。
「640×480」ドットです。
私が最初に買った実用パソコンがNECのPC9801DAですので、ついにその時代のパソコンの画面解像度すら携帯電話が追い抜くという時代になりました。 (PC9801DA=640×400ドット)
その他のスペックはとうの昔に追い抜いてはいましたが...
CPU=20MHz:200MHz、・メインメモリ=2MB:64MB、外部ストレージ=1.25MB:1GB ...
(左がPC9801DAで、右が昨今の標準的な3G携帯のスペックです。)


インフラ
W-CDMA(国内)+GSM(海外)
いつもの海外対応仕様です。
ソフトバンクに買収されても英ボーダフォンとのローミング?は続行する様ですので、今までどおりの使い勝手で利用出来るかと思われます。

今年の中旬に「HSDPA」を開始すると言っていましたが、実際のところ準備は進んでいるのでしょうかね?
対応端末の試作機くらいはそろそろ公表しても良さそうな時期ですが...
(この904SHには既に対応回路が搭載されていて、ファームウェアの設定で即座にHSDPAモードでブロードバンド携帯として機能する...っというのだと嬉しいのですが。)


サ-ビス
Vodafone live! (パケットフリーによる端末でのアクセスし放題。)
※903SHよりさらに全体的にレスポンスが上がっています。 また、ボーダフォン用の「jigブラウザ」もVGAに正式対応していますので、かなり使いでが出てきました。


メール
・SMS/ショートメッセージサービス(最大全角64文字 : スカイメール相当)
・MMS/マルチメディアメッセージングサービス(最大全角1万文字 : スーパーメール相当)
 MMSは添付ファイルが本文と合わせて300kバイトまで送受信出来ます。
 当然、パケットフリー契約なので写メ/ムービー送り受け放題です。
※参考 「Vodafone3G・Web&Mail料金表」

ここは903SHと全く同等です。 画面がVGAになったおかげで非常に見やすくはなりましたが、画面のサイズが2.4インチのままなので表示文字の大きさはV603SHなどとほとんど同じです。

使い勝手は多少の改善が見られます。
903SHでは受信メールを全画面表示したままで次のメールに飛べませんでしたが、904SHでは「*」と「#」のキーでページをめくる様に次や前のメールに飛べます。 V603SHにはこの機能が有ったのに何故か3G端末からは外されていたので少々不便に思っていました。


WEB
もはや「jigブラウザ」様々です。
発売当初は903SHから移動させないと使えなかったのが、早々にVGA画面にも適応して904SH単体で使える様になりました。
やはりQVGAに比べると各段に広いですねー。
文章幅だけを画面幅に揃えてくれる「お勧めモード」は抜群の使い勝手です。
(一旦文章ブロックに横位置を揃えると後は縦スクロールだけで全文がストレス無く読めます。)

まー、真の携帯フルブラウザである 京ぽん2(WX310K) には一歩も二歩も及ばないところは多々ありますが、所詮は携帯で見るWebなんで十分に満足出来ます。
(相変わらずアップロード出来ない、ダウンロードもかなり制約される、Webページによってはかなりレイアウトが崩れる、MIDIのBGMが鳴らない、JAVAスクリプトが動かない、FLASHも当然の如く動かない、などなど。 いずれも京ぽん2では当たり前の様に出来ます。)

 
動画
前作の903SHに比べてかなり高機能化されました。
まず、VGAでの30fps再生と15fps撮影が出来る様になりました。
さらにはQVGAなら30fpsで撮影出来る様になりました。 → 15fpsのままの様です。
VGAの液晶と合わせて、もはや普通のデジカメすら超えたデバイスとなりました。
(デジカメの液晶は最高機種でも23万画素=QVGAしかありません。)

VGAで30fpsは再生だけというのが唯一惜しまれる点ですが、これは画像処理エンジンであるT5Gの限界ではなく、撮像素子の限界の為の様です。

★904SHでの動画撮影データ (あずさ5号の車窓より)
 ・VGA/15fps/ASF
 ・VGA/15fps/3GP
 ・QVGA/15fps/ASF
 ・QVGA/15fps/3GP
いずれも15秒程度の短い動画ですが、さすがにVGAは解像感がありますね。
コマ送りで見ても、一枚一枚が静止画として使える画になっています。
(但し、このCCDは動画モードは逆光に少し弱い様です。 スミアの様な縦線状の光芒が結構出ています。)
QVGAの30fpsもそこそこ滑らかに動いています。 → どうもおかしいと思っていました。
(904SHの取説を隅々まで調べ、実機もひねくり回しましたが30fps設定はありませんでした。 どうやら発売前の風評をそのまま鵜呑みにしていた様です。 VGAで15fps撮れるのならQVGAでなら30fps撮れるのは当たり前と思うでしょう。 ファームウェア・アップでの実現に期待したいものです。 ちなみに、FOMAのN902iはQVGAの30fpsで動画撮影出来ます。 これで撮った動画を904SHでそのまま再生出来ますのでちょっと悔しいですねー。)

3GPはAppleのQuickTimeでそのまま見られますが、VGAのASFだけは 「VLC media player」 を使う必要があります。 (一旦保存してVLCプレーヤで再生して下さい。)
また、ASFの音声は、「ASF音声コーデック「G726」 を入れないと再生出来ません。
(3GPの音声がAACになっているかと思いましたが、相変わらずのナローAMRでした。残念。)

※903SHとは異なり、再生中に「2」キーを押すと各種情報を表示します。 また、カーソルキーの上下で音量調整に、左右長押しで前後サーチに、左短押しでビデオ先頭へジャンプになります。

 

PCでの動画変換はいつもの「携帯動画変換君」で、簡単あっさりVGA/30fpsに出来ます。
既に作者さんによって 904SH用のQVGA/VGA・30fpsプロファイル も用意されています。
(最高設定で、QVGAで460kbps、VGAで800kbps弱程度の設定なので若干輪郭が甘い様です。)

その設定で変換した物が毎度お馴染みの下記の動画です。 (QVGA/30fps・最高画質)
<直接ダウンロードは 2cr_qvga_904sh.3gp をクリックして下さい。


さらにその設定でVGAに変換した物が毎度お馴染みの下記の動画です。 (VGA/30fps・最高画質)
<直接ダウンロードは 2cr_vga_904sh.3gp をクリックして下さい。

うーむ、巨大ですねー。
私のこのページは横幅600ドットを基準に作っていましたから、完全にはみ出しています。
これを2.4インチの中で同じ解像度で表示しますので、少し勿体ない様な気もしますが...

ただ、904SH上でQVGAの物と見比べると、元のデータがQVGAなのにも関わらずVGA版の方が綺麗に見えます。
1.元データ:QVGA/30fpsのWMVファイル → DVDオーサリングツールで720×480/8Mbpsにスケーリング拡大
2.「1.」のデータ → 「携帯動画変換君/904SH/QVGA/最高画質」 → QVGA/30fps/AACステレオ/3GPP
3.「1.」のデータ → 「携帯動画変換君/904SH/VGA/最高画質」 → VGA/30fps/AACステレオ/3GPP

WMVのデータを 「携帯動画変換君」に直接喰わせると、音と映像がずれたファイルしか出来なかったので上記の様な手順を踏みました。 画素数変換の時に多少なりともディテールが失われているかと思いましたが、VGAの映像を見ている限り元のQVGAのWMVファイルより良く見えたりしています。 特に斜めの線や曲線が自然に補間処理されてジャギーがほとんど見えないのが、見た目の解像感を上げるのに一役買っているものと思われます。

904SHは、QVGAの動画を再生すると強制的にVGAに補間拡大表示しますが、これにより少しボケた様な雰囲気になります。 T5Gでリアルタイムスケーリング拡大処理をしている様ですが、これの処理結果よりもPCの強大なCPUで時間をかけて念入りにスケーリング拡大処理した方がより綺麗な結果が得られるということだと思います。

じっくり見ていると少々気になる点があります。QVGAの15fpsではほとんど分かりませんが、QVGAの30fpsでは多少、VGAの30fpsでは結構な頻度でコマ落ち?コマ飛び?の様な現象が見られます。 実際にはコマ間の時間の間隔がが不均等になった様に見えますので、T5Gに喰わせるデータをCPUが必死に運んでいる時に多少もたつくのが原因の様な気がします。 (OSのタスクスケジューリングとI/O割り込みのタイミングの設定が多少まずいのかも。)


このファイルを904SHで再生するには下記の様にします。(ASFとは違います。)
[1] *.3gpファイルをminiSDカードの「\PRIVATE\VODAFONE\My Items\Videos」にそのままコピーします。
[2] 904SHの「データフォルダ」→「ムービー」→「SDカード」で、ファイルを直接指定してそのまま再生出来ます。

※DVDからリップした *.VOBファイルを「携帯動画変換君」にそのまま喰わせて変換出来ます。VGAでやると結構時間はかかりますが、寝る前に仕掛けておくと次の日の朝にはそのままminiSDに突っ込んで手のひらシアターの出来上がりです。 (ステレオヘッドフォン必須。)  ・・・DVDからのリップ方法は・・・ 「ググれ!」。


 

最近話題になっているのが、AppleとVodafone(SoftBank)との提携話です。
iPodを始めとするデザイン性・機能性の高さと iTunesの実績を携帯キャリアのインフラと融合し、他キャリアに無い特色を打ち出して一気に「着うた」、「リスモ」ごと覆そうという算段だと思います。
どんな端末が出てくるかはジョブス&孫の両氏にもまだ想定出来ていないと思われますが、何年か後には下記の様な端末でモバイルブロードバンドを楽しんでいるのかもしれません。
(現在のテクノロジーではこのサイズでこの仕様は不可能でしょう。 3.2インチWVGA(800x480)タッチパネルでHSDPA高速通信によりiTunes&Store直結、内蔵メモリーはiPod-nano互換の10GB、ステレオスピーカを両側のヒンジの部分に搭載し、カメラは自由曲面反射光学系超薄型、バッテリーはこのスペックで現行の3G端末と同等以上の稼動時間。 こんなスペックなら即座に購入しちゃいますが。)


結構話題になっている「iTALK Apple Cell Phone」です。
元の動画は「Divx, 480x324dot, 29.97fps, Stereo128kbps」ですが、これを640x480dotのVGAに変換しました。
そのまま変換したのでは妙にジャギーがでてしまうので、一旦高ビットレートのMPEG2にしています。
また、元の480x324dotをそのまま横640に拡大すると縦が432dot分しか無いところを480dotに引き伸ばされてしまってアスペクト比が狂うので、上下に24dot分の黒画像を入れて調整しています。
↑これは私が少々変な設定をしていて勘違いをしていた様です。                    ('06.06.11)

◆いつものクセで、「Transcoding_904SH_VGA_30FPS.ini」の「-fixaspect」を真っ先に外したままだったので、そのままではアスペクト比が狂って当たり前なんですね。 それを 「-padtop 24 -padbottom 24 -s 640x432」 と入れることにより隙間を埋めていたりしていました。 (まぁ、結果として間違ってはいませんが、無駄な作業でした。)

◆あと、妙なジャギーが出るのはHDDレコーダなどのMPEG2(NTSC)を変換するのに有効な「-deinterlace」をノンインターレースのソースにそのまま充てていたことが原因でした。
これはインターレースのソースをノンインターレースのファイルに変換する時に有効なオプションで、奇数フィールドと偶数フィールドの時間差によるスダレ状の表示を補間処理することにより見えにくくします。 しかし、縦方向の解像度を有る程度犠牲にして処理している様で、ノンインターレースのソースではこれが原因でジャギーが少し出た様に見えます。
Transcoding.ini ファイルの「-deinterlace」を削れば綺麗に変換出来る様になります。


これをそのまま904SHに放り込んできちんと再生してくれます。
さすがにオリジナルがQVGAよりも解像度が高いので、細かいところもそこそこはっきり見えます。
(相変わらず定期的に多少引っかかるような動きをするのは仕方が無いですが..)            ('06.05.14)


とりあえず、上記の元ネタはこれです。
「Google Video」 http://video.google.com/
これに、「iTALK Apple Cell Phone」と入れてググると下記のビデオ再生ページにたどり着きます。

 

まず、直接ググったページの右にある「Download」を押して一旦キャンセルし、「Manually download the video」を押して名前を付けて保存で「iTALKAppleCellPhoneS.gvp」をダウンロードします。
これを拡張子をTXTなりに変えてメモ帳で読み、中に書いてある「url:〜」のhttp:の部分をコピーします。
コピったurlをIEなりFireFoxなりの適当なブラウザに放り込むと、「iTALKAppleCellPhoneS.avi」が直接ダウンロードできます。 これがVGAに変換した元ネタの、「Divx, 480x324dot, 29.97fps, Stereo128kbps」です。
(アスペクト比が4:3になっていないので、見るプレイヤーによっては崩れるかもしれません。)

◆追加で、もう少し効率の良い方法を...
下記は、URLをリンク表示出来るテキストエディタで「iTALKAppleCellPhoneS.gvp」を直接開いたところです。
青文字の部分をクリックするだけで、ブラウザが起動してダウンロードするか聞いて来ます。
これにより、ほとんど何も考えずに数クリックで高解像度のDivxファイルが手に入ります。
(テキストエディタはここらへんをググればいくらでもあります。)                     ('06.06.11)
 

 
静止画
904SHのメインカメラは903SHと全くの同等品と言われています。
但し、何故か最高画質に設定しても、撮影データ(JPEG)のサイズが903SHの半分程度にしかなりません。(903SH → 700kB〜1.3MB 、904SH → 400kB〜600kB)
これにより、JPEGの圧縮ノイズが盛大に増えているかというと、多少は増えている感じはしますがさほど気になるほどでもありません。

おそらくT5Gの設定でこうなったものと思われますが、903SHに対して劇的に改善された項目として撮影後の保存に要する時間が半分以下になりました。
また、撮影後に保存をキャンセルした時に903SHは2秒近くかかって再度撮影モードに戻っていましたが、904SHではキャンセルすると瞬時に撮影モードに戻ります。

全体的に903SHに対してレスポンスがアップしているのがはっきり分かりますので、VGAの液晶に引っ張られて遅くなったかもしれないという心配は全くの杞憂に終わりました。

  広角側(クリックで原寸)
 |
  望遠側(クリックで原寸)
 ↑
上記2点を東京駅付近で撮って来ました。
いずれも320万画素(2048×1536dot・ハイクォリティ)設定です。
遠景の隅々まできちんとフォーカスが来ています。
この日はあいにくの曇り空でしたのでちょっと色が冴えないですが、過去のSHシリーズに見られた眠い様な紗がかかった様な雰囲気は微塵もありません。
903SHで見られたエッジが立っている様な画から多少大人しくなった様にも見えます。


撮影はメイン液晶を裏返すだけで2秒弱程度で起動します。
保存も3秒弱程度で完了して次のシャッターが切れます。(最高画質にて)
これは903SHの倍以上の速度ですので、かなり快適に使える様になりました。
フォーカスもほとんどのシーンで1秒以下で合焦しています。
これだけ高速化すれば、数年前の普及型デジカメ並みと言っても良いくらいですので、カメラを使うのに何のストレスも無くなります。


音
通常通話音も多少は改善されたのかもしれません。
私の環境で、903SHよりは会話がしやすい様に聞こえます。

本体搭載のスピーカ位置は903SHと変わっていませんが、902SH/903SHでさんざん酷評だった音量の小ささが劇的に改善されました。
5段階ある音量調節の「1」でそこそこやかましいくらいですので、10段階くらいに調整ステップを増やして欲しいものです。
最大音量にすると、かの音の大きさで定評のあるNEC製端末を凌ぐばかりの大音量で鳴ります。
また、その時の音割れもNECよりは少ない様に感じます。
やれば出来るぢゃないのー>SHARP。

音源が128和音のMA7なのは903SHと変わりませんが、明らかにMIDIファイルに対する曲の再現性がアップしている様に聞こえます。
これはMIDI→SMAFへの変換テーブルがより高精度になった為かもしれません。
また、驚くことにSC-88Pro用の2パート32チャンネルのMIDIデータもそこそこまともに鳴らしてくれます。 これはMA7が32チャンネル鳴らせる様になったのか、変換テーブルでうまいこと振り分けているのかは分かりませんが、非常に喜ばしく思えました。
(SC-88VLで鳴らすのと同じ様な雰囲気で鳴りますので。 参考までに、128和音というのは同時に鳴らせる音の数で、ピアノで和音を弾くとその数だけ消費されます。 チャンネルというのは楽器の数に相当し、1チャンネルでその音源の持つ最大発音数まで和音で鳴らせますが、16チャンネルで共有しているので最後に発音開始したチャンネルが多く消費するとそれまで発音していたチャンネルが音切れします。 標準的なMIDI音源は16チャンネル32〜128和音ですので、楽器が16個以上の時はもう一組使う必要があります。)

このMIDIファイルがそのまま変換無しで再生出来るのはV3G端末の美点の一つです。
さらに、このMIDIファイルをそのまま着信音に設定出来ますので有料着メロは全く不要です。
miniSDカードに入れて数千曲のMIDIファイルを簡単に持ち歩けます。
(1ファイル300kBまでなら演奏出来ます。 そこまで大きいファイルは稀ですが..)

SDオーディオとAACオーディオは903SHと全く同じです。
内蔵スピーカの音量が上がっていますので、そこそこ単体でも楽しめます。


形状
基本的レイアウトは903SHと全くの同一と言えるものです。
但し、テンキーの「0」の下にタスク切り替えのキーが追加されたので、これがメールを打つ時などにキータッチを少々迷わせる場合もあります。 特にポケベル入力で高速に打っていると濁音の打ち間違えをかなり頻発してしまいます。 (すぐに慣れますが..)

色は黒を選んだのですが、表面仕上げのせいで強烈に指紋が目立ちます。
黒い部分は半つや消しで指の油分で斑になり、ヒンジのメッキ部分は指紋採取機かというくらいに指紋の模様がはっきり残ります。
いずれも拭けば綺麗になるので問題は無いのですが、これのせいで店頭にあるモックなどはあまり触る気がしなくなってしまいます。

テンキーですが、903SHは個々のキートップに角度が付いていてかなり打ちやすかったのですが、904SHのキートップは平坦な形状になって少々打ちにくくなっている感じがします。 その分、903SHに比べてキータッチがソフトになっているので打ち疲れはしにくくなっている様ですが。

液晶は当然のVGAモバイルASVで、抜群の視野角です。
心配していた輝度も、903SHに比べてなんら遜色ありません。


周辺
903SHに引き続き、miniSDカードです。
2GB対応の噂はありましたが、結局は使えなかった様です。
VGA動画はかなり容量を喰いますので、1GBでは少々不満に思えて来ます。
(ファームウェア対応で使える様になるのを期待してますが。)


赤外線
もはや盲腸やトカゲの尻尾的な扱いのデバイスかもしれません。
赤外線リモコンのアプリを入れて人の家でイタズラするくらいしか使い道が..


B.T.
Bluetoothが902SH/903SHに引き続きこの端末にも標準装備されました。
ヘッドセットは当然としても、「ちかちゃっと」なんぞという学生しか使い様のないふざけた機能が追加されています。


JAVA
「メガアプリ」という最大1MバイトのJAVAアプリが使えます。
今回の目玉は、星ナビVアプリ「星座をさがそ」 です。
これは天文に興味の無い人にとってはなかなか分かり辛いかもしれませんが、ある意味画期的なアプリケーションだと思います。
まず、これと同等の機能を持ったデバイスでポータブル運用出来る物が皆無だったこと。
904SHの搭載デバイスが無ければ不可能だったことなどでしょう。
(VGA液晶、6軸センサー、GPS、3G通信、高速処理CPU/GPUなど。)

これと同じ機能を実現しようと思えば、モバイルPCにGPSカードと電子コンパスを挿せば近い物は出来ますが、6軸センサーは一般入手出来る物は無かったので液晶を夜空にかざして向けた方の延長線上に実際の星座が見える「電子星座板」としては無理があります。
慣れた人にはこれで十分ですが、不慣れな人には本当の意味での「電子星座板」であるこのアプリの様な物は画期的と言えると思います。

これに加えて、携帯標準装備のパケット通信機能を利用して、「近く起こる天文現象」ニュースで流星群や日食、月食などを随時知らせてくれます。


これを少し応用して、観光名所の立体案内にも使えば非常に便利かと思います。
寺社仏閣程度では不要ですが、自然の中であの山この滝その川などが携帯を向けただけで簡単な3Dイラストと共に説明されればいちいち調べなくとも済むので観光ガイド要らずです。

これはカーナビの3Dマップに少し概念が近いですが、6軸センサーで高さの概念も入れて使えるのがミソでしょう。 さらには、携帯を向けている面に付いているメインカメラで風景を撮影し、それの輪郭抽出データとGPS、6軸センサーとのデータマッチングを行って詳細な補正を行えるかもしれません。
また、メインカメラで撮っているライブビューに重ねて案内が出せる様になると、SFの世界に出てくるヘッドアップディスプレイの様に非常に楽しめる物になると思います。
(ライブで見えている画像に色々な情報が重ねて表示される「アレ」ですな。)
そうなるともはや全く新しいデバイスとして新たな用途が見えて来るかもしれません。


テレビ
AV出力ケーブルは別売りになりましたが、VGAでTV出力出来る様になったのが最大の魅力です。
但し、VGAビデオ撮影が15fpsのままですので、ファームウェアのバージョンアップで30fpsに近づけた設定も加えて欲しいものです。



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