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【 V903SH Review & Samples. 】

*「V903SH」又は「Vodafone 903SH」のあれこれ。*
≪最新のボーダフォンの3G機種です。≫
前機種の「Vodafone 902SH」はいわく付きの端末だったので、皆さんこの「Vodafone 903SH」には多大な期待をされていたと思います。
当然の如く発売日である2005年8月12日にGETして来ました。 (メーカーサイト)

★3Gは機種変と言っても実質は「買い増し」になる様です。(購入明細にもそう書いてあります。)
そのため、USIMカード(バッテリーの下にある小さいICカード)を旧端末から新端末に差し替えるだけで機種変完了です。 また、USIMカードを元に戻せば旧端末でも使用可能になります。
但し、このUSIMカードを抜かれた端末は電源こそ入るものの、通信は勿論それ以外の全ての機能も使えなくなってしまいます。 これは2G(PDC)時代には無かったことです。
この為、機種変して旧端末をデジカメやオーディオプレーヤとして使おうと思ってもあてが外れます。
(何やら噂ではこのUSIMロックを外す手法があるとのことですが...?)

★内蔵ブラウザがイマイチなので、「jigブラウザ」というアプリ版のブラウザを入れました。
元々ドコモのiアプリ版が最初でしたが、2006年になってボーダフォンにも対応したものです。
これを使ったPCへのリモートアクセスを行う方法を「リモートPC & Videoシステム」のページに書きました。
904SHがフルブラウザの搭載をしていない可能性が大きいので、これのVGA版に期待がかかります。

★やはりこの機種の最大の目玉は 「320万画素・光学2倍ズーム」 の内蔵デジタルカメラでしょう。
期待に違わぬ素晴らしい画を出してくれます。

★やっと動画性能の本領が発揮できました。 「AACステレオ音声付き動画 with XviD」 で自在に再生可能です。 これでW31Tを凌ぐ動画性能と言える様になりました。

インフラ W-CDMA(国内)+GSM(海外)
※海外に行く人にとっては、このGSMとのデュアルモード端末は絶大なる利便性があると思います。しかし、普通の日本人はPDCとのデュアルモードの方が使いやすいとは思いますが...
(私も今年の5月に米出張が無ければ「GSMなんてイラネ」っと思っていました。)
サ-ビス Vodafone live! (パケットフリーによる端末でのアクセスし放題。)
※902SHより全体的にレスポンスが上がっています。 但し、ウィルコムの 京ぽん2(WX310K)やauのW31Tのフルブラウザであちこち見てしまった後では...

メール
・SMS/ショートメッセージサービス(最大全角64文字 : スカイメール相当)
・MMS/マルチメディアメッセージングサービス(最大全角1万文字 : スーパーメール相当)
 MMSは添付ファイルが本文と合わせて300kバイトまで送受信出来ます。
 当然、パケットフリー契約なので写メ/ムービー送り受け放題です。
※参考 「Vodafone3G・Web&Mail料金表」

今回は902SHの様な使い続けるとだんだん重くなってくるという不具合はまだ無い様です。
しかし、これがメールフォルダ内容が何百通単位になって来るとどうなるか...

WEB
V3Gユーザーエージェントは902SHでそこそこ広がった様で、903SHでも最初からそこそこ見られます。 ブラウジング速度も902SHよりかなり速くなった様に思えます。
しかし、ボーダフォンもそろそろ「フルブラウザ」を検討しても良い頃だとは思いますが...
au「W31T」と比べてしまうとちょっと悲しくなって来ます。

次期「904SH」の噂は結構飛び交ってますが、私としてはとりあえず 京ぽん2(WX310K) 並みのフルブラウザ搭載とフルブラウザ利用時のパケット定額さえ実現してくれたらそれで満足です。
まーそのついでにVGA(640x480dot)液晶が搭載されればそれはそれで嬉しいですが。
ウィルコムやauにあってVodafoneに無いのが端末のネイティブ・フルブラウザとそれ用の定額契約なので、なんとか早急に実現して欲しいものです。                 ('05.12.18)

 
動画
やっとV603SHと同等になりました。
QVGAのASFと3GPを共に再生出来る様になりました。
逆に、撮影の方でQVGAのASFに加えて3GPも撮影出来る様になっています。
(これは汎用性はありますが、音質がナローAMRなので不要だったかも...)
せっかくステレオスピーカが付いているのですから、W31Tの様なステレオAACをサポートして欲しいものです。 高ビットレートのAAC付き動画をみてしまうとASFでもショボ過ぎます。

★やっとAAC音声付き動画対応出来ました。                   ('05.09.05)
いやー、今までAACステレオ動画が再生出来ないものとばっかり思ってました。
先日Web上の情報を見ていたら「AAC可能」との書き込みがあちらこちらで..
早速いつもの「携帯動画変換君」で試してみました。
「3GPP+AAC+XviD」を基本とし、これを変更して使います。
設定は「\3GP_Converter\default_setting」の中の「Transcoding_3GPP_AAC_XviD.ini」を「Transcoding_3GPP_AAC_XviD_903SH.ini」とリネームコピーして書き換えると宜しいかと..
(「Transcoding_3GPP_AAC.ini」でも使えますが、XviDエンコードの方が画質が良かったのと、同じビットレートで動きが軽かったのでこちらにしました。)

で、 Transcoding_3GPP_AAC_XviD_903SH.ini というのを用意しました。 (44.1kHzAACステレオの4種類)
これをそのまま上記ディレクトリに入れて「\3GP_Converter」の中の「Setup.exe」を起動してその中から「Vodafone 903SH 3GPPファイル, 音声AAC設定 動画XviDエンコード」を選び、「設定」を押します。
「携帯動画変換君」本体が起動したら、とりあえず
「QVGA_15fpsStereo(V400k,A128k,44.1kHz,vol_100)」
を選んで、出力先ディレクトリを好みの場所に設定しておきます。
※XviD動画エンコードのビットレートを400を基準に500,300,200を選べる様にしてあります。
 音声は全てAACの44.1kHz128kbpsステレオです。
(私の常用環境に合わせてアスペクト比固定設定を外してあります。 必要な場合はオプションの中に -fixaspect を追加して下さい。)

これで、映像:400kbps(15fps)、音声:128kbps(ステレオAAC,サンプリングレート44.1kHz)の、サウンド部分が専用MP3プレーヤ並みのファイルに変換出来ます。
(映像は残念ながら500kbpsを越えるとコマ落ちする場合があります。2パスにすると時間は倍かかりますが、画質はかなり向上します。詳しくは 「携帯動画変換君」 の作者様のページへ。)

その設定で変換した物が毎度お馴染みの下記の動画です。
<直接ダウンロードは 2chracing(V400_A128).3gp をクリックして下さい。> ミラー
★W31Tに引き続き、今までのG.726やナローAMRと決別出来ました。
また、V603SHも比較の対象にはならなくなりました。

このファイルを903SHで再生するには下記の様にします。(ASFとは違います。)
[1] *.3gpファイルをminiSDカードの「\PRIVATE\VODAFONE\My Items\Videos」にそのままコピーします。
[2] 903SHの「データフォルダ」→「ムービー」→「SDカード」で、ファイルを直接指定してそのまま再生出来ます。
(ファイル名が短く省略されて表示されますのでちょっと分かりにくいですが...)

※902SHと同じ様に再生中に「0」キーを押すと各種情報を表示します。 また、カーソルキーの上下で音量を、左右で前後サーチになります。
但し、残念ながらレジュームは利きません。 長時間の再生には辛いかも..
(SD-Videoの方にもレジュームは有りませんでした。 んんーっ、残念っ!)

 
静止画
今回、シャープはわざわざ1/2.5インチというCCDのサイズを公表したり、CCDの種類(フレームインターライントランスファ方式)を紹介したり、さらにはレンズを自慢したりして高画質を強調しています。
結論から言えば、「今までのSHは何だったのか?」です。
やれば出来るぢゃないのー>シャープ。

  広角側(クリックで原寸)
 |
  望遠側(クリックで原寸)
 ↑
上記2点を購入直後に淀川の河川敷で撮って来ました。
いずれも320万画素(2048×1536dot・ハイクォリティ)設定です。
遠景の隅々まできちんとフォーカスが来ています。
この日はあいにくの曇り空でしたのでちょっと色が冴えないですが、過去のSHシリーズに見られた眠い様な紗がかかった様な雰囲気は微塵もありません。
逆にシャープネスを少し落として欲しいくらいです。


  広角側(クリックで原寸)
 |
  望遠側(クリックで原寸)
 ↑
上記2点を盆休みに撮って来ました。
いずれも320万画素(2048×1536dot・ハイクォリティ)設定です。
非常に細かい部分はさすがに潰れていますが、今までの携帯カメラとは別次元の画を出してくれます。 光が十分に当たっているので非常に綺麗な発色もしています。
これだけ撮れれば十分でしょう。                             ('05.08.19)


撮影はメイン液晶を裏返すだけで3秒程度で起動します。
保存も5秒程度で完了して次のシャッターが切れます。(最高画質にて)
フォーカスも早い時で1秒以下、ちょっと迷っても2秒以下で合焦します。
暗いところにもそこそこ強く、増感ノイズは増えるものの見るに耐える画を出します。

ここまでまともな画を出して来ると「デジカメ並み」と言いたくなって来ますが、そこはまだ携帯の範疇を脱せていない部分もあります。
★メイン液晶を反転させた状態の操作体系が上部に並んだ5個のボタンでする様になっていますが、普通のデジカメの十字キー+決定ボタン+個別機能ボタン数個に慣れた感覚からすると非常に操作しずらいです。 (フルオートコンパクト機として扱うのならさほど不満は出ませんが。)
★逆にメイン液晶を開いて携帯スタイルで撮った方がボタンの押しやすさと兼用操作の少なさで扱いやすさでは上の様です。 (元々携帯なんだから当たり前...か?)

デジカメとしての画質ですが、広角/望遠側共にレンズの周辺まで十分フォーカスが合っています。
広角側ではたる型ひずみが多少目に付きますが、望遠側にすることによりほとんどひずみが分からなくなります。 また、色もかなり正確に出る様です。
(四角い物を写す時は望遠側にするときちんと四角く写ります。 簡易スキャナ代わりに十分使えると思います。 ※駅貼りの自衛隊ポスターです↓ 若干フォーカスが外れてます..)
  望遠側(クリックで原寸)


メカ的にも進歩している様です。
今回、902SH以前で使用していた超小型ステッピングモーター使用のメカを、新規大型CCDに合わせて駆動モーターも強化している様です。
耳を近寄せて動作音を聞いてみると、902SH以前の頼りない動作音に比べて音そのものは小さくなっていますが、かなり高回転なモーターをしっかり減速させて動いている様にみえます。

オートフォーカスの合焦動作にも変化が見られます。
902SH以前の機種はオートフォーカス動作時に数回迷ってやっと合う感覚でしたが、903SHはほぼ一回で合焦ポイントに達します。
但し、この時の液晶画面の中の動きには大きな違いが見られます。
902SH以前はオートフォーカス動作時に被写体の大きさはほとんど変わりませんでしたが、903SHではフォーカシング中にまるでズームしたかの様に大きさが変わります。
おそらくはフォーカシングに使うレンズの組み合わせを変えたので、合焦速度と引き替えにこのフレーミングに影響の出そうなくらいのズームもどきの動きを黙認したのだと思われます。


音
通話音質はPDCより上がっている場合が結構多いのですが、ときたま非常に聞き取りにくくなる場合があります。 W-CDMA特有の特定基地局の収容端末数が増えた場合に、1端末辺りの占有周波数帯を狭めるという状況が原因かなと思います。

本体搭載の外部スピーカが902SHに続いてステレオになり、尚かつメイン液晶の左右サイドに配置されましたので、それ用に作ってある着メロなどはかなりの広がりのある音を聞かせてくれます。
音源も128和音のMA7になっていますので多少はマシな音になっていますが、未だにFM音源ベースなのは変わらない様でMIDIファイルを鳴らす限りMA5とあんまり変化ありません。

スピーカが左右サイドに付いたのはいいんですが、明らかに902SHに比べて最大音量が小さくなっています。 空調の音が少しうるさい部屋ではかき消され気味になってしまいます。
プリセットの着信音はそこそこ大きな音で鳴りますので、ボリュームの上限をもう少し上げて欲しいものです。

SDオーディオはもはや上位SH機には必ず付いて来るものとなっています。
この903SHにも当然搭載されています。
ただ、上記でも挙げましたが内蔵スピーカ音がちょっと小さすぎます。

★最近「着うたフル」を何曲かダウンロードして聴いてみています。
W31Tでダウンロードしたのと同じサイトから同じ曲をダウンロードして聴いてみると、明らかに903SHの方が音が良いです。
やはり「J-SH51」の遙か昔から、SD-Audioプレーヤとして「元祖音楽携帯」の名を謳って来ただけのことはあります。
.・この「着うたフル」ですが、当然の如くヘッドフォンで聴けます。
っということは、PCのUSBサウンドアダプタのライン・インに繋ぐと録音出来ます。
そうやってPCで録音したデータを聴いてみると、割とまともに聴けます。
一曲辺り、250〜300円しますので、もし携帯のトラブルで消えでもしたらショックは大きいです。
そこで、こうやってPCにバックアップ?しておくと着うたには設定出来ませんが、SD-オーディオとしてならいくらでも再び携帯で聴くことが出来る様になります。
(この程度なら個人の利用範囲内ですので全く問題無いと思います。)       ('05.09.10)


形状
基本的なレイアウトは902SHを踏襲していますが、やはり3.2Mピクセルのカメラ部分はかなり分厚くなっています。
あと、黒を選んだのですがメイン液晶の裏側がピアノの様な艶有り仕上げなので指紋が強烈に目立ちます。
逆に裏面カメラ部周辺は梨地加工されているので指紋はほとんど目立ちません。

テンキーは個々のキートップが上側がへこむ形で斜めになっているのでブラインドタッチがしやすくなっています。 その代わり、少々キータッチが固くなっているので長文を打ったりすると指が疲れてしまいます。

液晶は当然のモバイルASVで、抜群の視野角です。

★この液晶、W31Tなどと同じ壁紙を表示させてみると少し最大輝度が低く見えます。
何でかなーと思い、色々見ていると直射日光の下ではっきりと違う理由が分かりました。
太陽の光を直接液晶に当てると、W31Tは最大輝度にしてもほとんど見えなくなります。
それに対して、903SHの液晶は太陽光線をかなりの割合で反射利用している様で、バックライトの点灯/消灯に関わらず非常に良く見えます。
そのため、液晶内の反射層がバックライトの光の透過を妨げて、最大輝度が多少落ちているものと思われます。
(この反射層の反射率を電気的に制御出来ると面白いんですが...)      ('05.09.10)


周辺
今回からminiSDカードになってしまいました。
前回、1GBの標準SDカードを買ったのにどーしてくれるんだと言いたいところです。
(まー標準SDカードは色々使い回しが出来るのでそれほどダメージはありませんが。)

で、W31Tに引き続き512MBのminiSDカードを買って来ました。


赤外線
今回はまだ使用していません。
もはやあんまり必要の無くなったデバイスかもしれません。
(有効に使えるのはテレビリモコンアプリからくらいのものでしょうか。)


B.T.
Bluetoothが902SHに引き続きこの端末にも標準装備されました。
プラントロニクス製Bluetoothヘッドセット「M2500」とはダイレクトにリンクします。
ヘッドセット側のボタンでオフ/オンフックとリダイヤルが出来るのは非常に便利です。
また、auの「W31T」ともリンク出来るので、アドレス帳のみですが転送出来ました。


JAVA
「メガアプリ」という最大1MバイトのJAVAアプリが使えます。
今までの256kアプリ系も互換性はあるという事ですが、サイト側がまだ十分に対応していない様でほとんどダウンロードまで行き着けません。 また、機種変で電番が同じでも2G→3GではJAVAアプリは全て落とし直しになる様です。

今回はお試し版のプリセットが4種類に増えました。
とりあえずしばらくはこれだけで楽しめそうです。


テレビ
ここら辺はV601SH/V602SHと全く同じです。
付属するAV出力ケーブルすら同じです。
(今まで使った試しがありませんが..)



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