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【
V603SH Review & Samples.
】
*「V603SH」のあれこれ.*
≪最新のボーダフォンのPDC機種です。≫
毎度おなじみのボーダフォンSHシリーズです。
関西の発売日である2005年2月25日にGETして来ました。
やっぱり目玉は「
TVチューナ&自己録再
」でしょう!
(ブースタ付き室内アンテナ追加 '05.03.02)
インフラ
PDC
(28.8kbpsのパケット通信が可能なので 2.5G?)
種別
・最後のPDCハイエンド機?
(ひょっとしたらV604SHは有るかも?)
ボーダフォン・パケット機(V600シリーズ)初のTV機能搭載機です。
しかもSDカードにTV録画も出来ますので、ドコモのSH901iCは完全に越えました。
(シャープの開発陣はこの端末は意地で作った様です... V902SHの鬱憤晴らし? それともV903SHへの布石?)
メール
・Skymail , Supermail 。
今までのボーダ600シリーズと同じです。
最大全角6千文字・添付ファイルと合計30kBまで送受信可能。
PDCとしては良い線を行っていると思います。
ドコモのPDCとは雲泥の差です。
(受信容量に関してはFOMAをも越えています。 FOMAは受信10kBという信じ難い仕様です..)
WEB
・V602SHと同等のブラウザ?
レスポンスはかなり良いです。
V902SHより数段反応が早いです。
(大きなファイルをダウンロードするとちょっともたつきますが。)
動画
&
液晶
・ASF/SD-Video(Audio:G.726) , 3GPP(Audio:AMR-NB)
V602SHと全く同一です。
再生状況も最大15fpsではあるものの、V902SHの様な妙な引っかかりもなく非常に滑らかに再生しています。 ファイルの互換性もASF、3GPP共に完璧にあります。(当然か?)
ただ一つV602SHと大きく違う点がV603SHが「モバイルASV液晶」であるという点です。
V602SHは非常に滑らかに再生はするものの、液晶を横にしてフルスクリーンで見ると左右の視野角が狭い為に右目と左目とで見える映像に差異があり、これが原因で無意識のうちに視聴することがストレスになる場合が結構あった様に思えます。
今度のV603SHは(V902SHも全く同一ですが)あらゆる方向に非常に視野角の広いASV液晶なので左右の目に見える映像は全く同一ですので、コントラスト比が3倍程度に上がっていることも含めて非常に見やすくなっています。 (むしろこれが当然かと思われますが。)
・モバイルASV液晶
この「モバイルASV液晶」ですが非常に広い視野角を謳っていますが、画面輝度に関してはそれほど広くはない様です。 ASV液晶TVのアクオスシリーズなどはほとんど真横から見てもあまり輝度の落ち込みは感じませんが、V603SH/V902SH/PSPのモバイルASV液晶は画面を20°くらい傾けるとはっきりと輝度が落ち始めます。 (輝度だけが落ちて色合いなどはあまり変化しません。)
恐らくこれはバッテリー駆動のデバイスに合わせて、あえて正面輝度を上げてあるのかもしれません。 (液晶TVは多人数で見るものですが、携帯機器は基本的に一人で見るものかと。)
音声についてはフロントスピーカが売りになっていますが、V602SHでも液晶部分を固定して本体を180°回すとスピーカがこちらを向いたので同じと言えなくもないです。
静止画
・2M+2stepZoom
明らかにV902SHの方が画質が良いです。
画の傾向で言うと、このV603SHのカメラはは悪評だったV602SHのそこそこの改良版。
それに対してV902SHのカメラは仕様こそ同じですが、一クラス上のデバイスの様に見えます。
同じシーンを写して画の中に明るい電球とかが写っていると、V603SHは派手にスミア状の光の帯が出ますがV902SHはあまり目立ちません。
また、撮影した画を比べてみてもV603SHの画はV602SHの画の傾向を色濃く残しています。
(輪郭が甘い様な、周辺の流れが多い様な、細かい模様が潰れる様な...)
V902SHはそれとはかなり違ってどちらかと言うとV601SHに近いと思います。
(V601SHの画は単焦点だったことも相まってかなりのレベルの画で好評でした。)
音
・フロントスピーカ
確かに液晶をどちらに向けてもスピーカ開口部がこちらを向くのは良いと思います。
ただ、V902SHのステレオスピーカを知った後には少々物足りなく感じます。
(2xズームカメラと同居させられている為か、少し馬力が足りない様に思われます。 恐らくかなり小型で薄型のスピーカをカメラモジュールと重ね合わせて搭載しているのかも。)
形状
&
動作
・スイーベル・スタイル
もはやこのスタイルには慣れ切ったのでこれが当たり前の様に感じます。
V601SHなどを比較に持ってみると、ついうっかり液晶部分をひねってしまいそうになります。
V603SHとV902SHとを並べて見比べると、V902SHの方が数段高級に見えます。
表面の塗装の質感、液晶を開け閉め&回した時の感触、キーの見た目と押した時の感触、スピーカの音色や音量など、一クラス上のフィーリングと言えます。
・ユーザビリティ
但し、動作そのものはV603SHの方が数段レスポンスが良く、尚かつ操作の流儀も従来のSHシリーズの流れを汲むV603SHの方が扱いやすくはあります。
(唯一メールだけはキーの押しやすさとバックグランド送信機能と添付ファイルの制限の緩さで、V902SHの方に軍配が上がります。 表示文字がV603SHほど小さく出来ないのは少し残念ですが、3Gパケットフリーの底力で300kBまでの添付付きメールをガシガシ送れるのはV603SHがどう逆立ちしても敵いません。)
例えて言えば下記の様に感じます。
・V603SH : 国産軽量多機能スポーツカー(但し排気量は少し小さめ)
・V902SH : V8大排気量アメリカンスポーツカー(但しハンドリングが少し鈍め)
(本当は中型軽量大排気量スポーツカーが理想ですが。 V903SHに期待!)
特殊
デバ
イス
・モーションコントロールセンサー&電子コンパス
(地磁気検出型の簡易タイプ)
周囲に大きな磁性体(鉄骨やブラウン管式テレビなど)があると正常に機能しません。
これは致し方がないことだとは思いますがちと残念です。
内蔵アプリで「簡易方位計」というのがあります。 これは端末の向いている方向を示してくれる電子版のコンパスで、四角いブロックの様なキャラクタが「北」の方角を向いて歩き続けています。
端末を傾けるとそれに合わせて真横や真上から見た様に3D表示の視点が変わります。
ただ、所詮は地磁気検出タイプの簡易型なので鉄製のラックのそばに近づいただけで大きく方向がズレます。
JAVA
・256k Ver.2.0
プリインストールの体験版が2種類あります。
「振るスイング!ゴルフ」と「House of the Deadモバイル」です。
「House〜」の方は自分の周囲を見渡すのに携帯を持ったまま自分が回ることでモーションコントロールセンサーが方向を検出し、画面も一緒に回ります。 これは単純に面白いです。
「振る〜」の方はちょっと難し過ぎです。 携帯自体をクラブに見立てて振り回すので画面を見ながら出来ないのと、画面情報が少な過ぎ&センサ感度分かりにく過ぎで全く思うようにプレイ出来ません。 「みんごるポータブル」並みとは言いませんが、もちょっと考えて欲しいものです。
(アイデアそのものは良いと思いますが.. 駅で傘を振り回す連中には好評かな?)
これまでのアプリもV902SHと違ってそのまま動きます。
前機種からSDカードでアプリをきちんと引き継げます。
テレビ
・
TVチューナ+FMチューナ搭載
(自己録画再生可能)
う〜ん、室内ではほとんど使い物になりません。
内蔵のロッドアンテナ(TV&FM専用)は元より、延長アンテナになる付属のイヤホンマイクもあまり効果はありません。
まぁ普通のテレビでも室内アンテナではろくに映らないので当然かもしれませんが。
屋外ではロッドアンテナだけで向きを色々変えるとそこそこ映ります。 (大阪近辺)
そのままSDカードに録画しても、後で再生して何が映っているかはっきり分かります。
オプションの「TVアンテナ接続ケーブル(ZTPH03)」を買って来ました。
これでケーブルTVのF接栓と接続すると嘘の様に非常に良く映ります。
ASV液晶の綺麗さと相まって、並みのポータブルテレビでは全く相手になりません。
動きも30fpsで表示される様で、高速にスクロールするテロップもはっきりと判別出来ます。
下の写真の様な乾電池駆動も出来るブースタ付き室内アンテナを買って来ました。
折り畳むとジャンパーのポケットに入るくらいコンパクトになります。
付属のミニプラグ→F接栓のアダプタを介してV603SH用アンテナ接続ケーブルに繋ぎます。
「日本アンテナ製」実売で5千円前後。
当然、アルカリ単3電池2本での動作チェックです。 (やはり電池駆動しないと..)
やはりブースタの威力は一目瞭然です。
V603SH内蔵のロッドアンテナは元より、イヤホンマイクの延長アンテナとは比較にならないほど良く映ります。 (但し、奥まった部屋ではおのずと限界もあります。)
('05.03.02)
・自己録再
この状態で録画するとかなり状態が変わります。
まず、当然の如くSD-Videoで記録されますので映像は15fpsになります。
音声もG.726になりますので8kHzサンプリング32kbpsとなります。
データレートは1分間当たり約3.1MBになりますので、約400kbpsちょっとです。
TVを見ているだけの時は非常に高画質高音質でしたが、録画再生すると上記のフォーマットになりますので動きが少しカクカクし、若干ブロックノイズが見え、音も少しAMラジオ風になります。
(自己録画再生出来るだけでも大したものなのですが...)
他のビデオデッキなどからV603SHにアナログコピーをしようと思ってもビデオ外部入力がありません。 この場合はビデオデッキのRF出力を利用してV603SHを1or2チャンネルに合わせて録画すると実時間で「ダビング」が完了します。 (最近の機器はRF出力付きの物が減っているので、オプションなどで購入する必要が有るかもしれません。)
・著作権がらみ
TV録画したデータは様々な制限があります。
基本的に録画したV603SHでしか再生出来ない様です。
(下記のファイル名から電番と機種コードで暗号化されていると分かります。)
「\PRIVATE\SDJPHONE\SH_フォルダ\TV録画フォルダ\05-02-25_18-32.ASF.HUF」
また、TV録画したデータは再生時に外部ビデオ出力端子に出てきません。
著作権絡みの色々なゴタゴタを予め避ける目的でこうなっていると思われますが、なんとも不自由な仕様です。
何とか他の機器で見る為にはV603SHの液晶画面を別なビデオカメラでそのまま撮影するしか無い様です。 (V902SHで試しにV603SHの液晶画面を録ってみましたが、意外と綺麗に撮れます。 撮影する時は携帯電話用の簡易三脚で固定して望遠側で録ると良い様です。)
色々
撮影
・
...近日...
V602SH(左)と
V603SH(右)です。
基本的なレイアウトは
全くの同一です。
並べてみると、V602SH
の方が高級感があったり
します。
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